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ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者の日記

前よりはデタラメな謎解きは少ない
一応海外ロケだがスケール感は無い
無難なファミリー向けのアドベンチャーもの


この映画は'05に公開された「ナショナルトレジャー」の続編です。
前作はいろんな場所を縦横無尽に動き回るのは良いが、
結局アメリカ東海岸の観光案内に終わったイメージが強い上に、
同時期に「ダヴィンチ・コード」が世をにぎわせていたせいで、
「ダヴィンチ・コードのパロディ」
にしか思えませんでしたが、今回はどうでしょう?

今回も前半はいろんな所を飛び回っています。しかも、シリーズものの宿命なのか、一応前回よりはスケールは大きくなっています(アメリカを抜け出してパリとロンドンに行ってますからねぇ)。けれども、ロケをハリウッドから離れた場所でやった事以外はあまりピンとは来ませんでしたが。
もっとも、ロンドンでのカーチェイスは良く出来ていました。このシーン、セットなのか実際の街中の撮影なのか気になります(一昨年あたり、ロンドンで大規模なF1のイベントが有った事を思うと、案外街での撮影をしていたのかもしれません)。

また、主人公のベン・ゲイツが宝の謎を解いてゆくスピードは今回も尋常ではありませんでした。まるで最初から答えを知っているようで、逆に信憑性が無くなってしまいます。前作は最初から最後までそんな調子だったので、宝探しの困難さを味わうよりも、無理矢理話を納めてしまったせいで、見ている方は取り残しを食った感じが残ってしまいました。

けれども、今回は謎解きは半分くらいで切り上げて、後半からはインディージョーンズ張りのスペクタルシーンに切り替わるので、観客が取り残されるような事は無いでしょう(無難な設計)。

今年の正月は個人的には見たい映画はほとんど有りませんでしたが、さすがは「ディズニー」。みんなが楽しめるお手軽アドベンチャーを見せてもらいました。

ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者の日記
(公式サイトはここ

ナショナル・トレジャー
 前作はキワもの度が高めでした

ダ・ヴィンチ・コード(上) (中)(下)
 映画版ダヴィンチコードはイマイチでしたが、本は結構面白いそうです。
 私には読む暇が有りませんが。
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ボーン アルティメイタム

ジェンソン・ボーン3部作も最終章
アクションシーン満載、息もつかさぬ早い展開
やっぱり原作とは別物


この作品は、ロバート・ラドラム作の小説「暗殺者」を元にしています。しかし、以前私が「ボーン スプレマシー」の時にも書いたように、今回も「暗殺者の頭30ページをモチーフにして話を丁稚上げた」延長線上のものとなっています。

さすがに3部作の最後を観るとなると、本来なら前2作のおさらいをしないといけない筈ですが、前2作をもう一度見るには時間が有りません(上映時間の割にストーリーが薄いし)。かと言って、原作の方も読む気にもなれません(原作は分量が相当有るし、映画と同じなのは一作目の頭30ページだけなので)。

そういうわけで、今回私はおさらいをせずに観てしまいました。おかげでわき役の半分くらいが、どんな役どころだったのか全然思い出せません。

でも、たとえおさらいをしていなくても気にする必要は有りません。この作品のあらすじは・・・。
(※注 ここからネタばれです。読みたい方は文字色を反転させて下さい。)

「ジェンソン・ボーンの自分探し」



(ネタばれ終わり。)
ですから。

ここはやはりこの作品の売り「アクションシーン」を堪能すべきでしょう。アクションやスタントは相当に力がこもっています。このシリーズで一番といっても良いかもしれません。

主人公のジェンソン・ボーンを演じるマット・デイモンは、昔は「文化系の演技派」というイメージが強かったのですが、このジェンソン・ボーンシリーズでアクションスターとしての面も開花したと言えます。

物語はモスクワ、ロンドン、トリノ、マドリード、タンジール、そしてニューヨークを舞台にして進んで行きます。そこには殺陣、スタントシーン、カーアクションなどが隙間無くぎっしり詰まっています。皆さんはジェンソン・ボーンの活躍を楽しんで下さい。


ボーン アルティメイタム (洋画・アクション)
公式HPはこちら


ラドラム原作のジェンソン・ボーンシリーズ3部作
分量は相当ありますが、スパイサスペンスものとしては一級品です
 暗殺者 (上) 暗殺者 (下) (新潮文庫)

 殺戮のオデッセイ〈上〉 殺戮のオデッセイ〈中〉 殺戮のオデッセイ〈下〉 (角川文庫)

 最後の暗殺者〈上〉 最後の暗殺者〈中〉 最後の暗殺者〈下〉 (角川文庫) 


映画「ジェンソン・ボーンシリーズ」の前2作
普通のアクション映画として見るなら面白いです
 ボーン・アイデンティティー

 ボーン・スプレマシー

モーターサイクル・ダイアリーズ

あるちっぽけで冒険的な青年の話
バイクがよくコケるんですわ
しかも道半ばでバイク壊れるし・・・

チェ・ゲバラと言えば、1956年に起こったキューバ革命の立役者です。彼の思想は国という範疇を越え、世界を自由で平等にしたいという思いに溢れていました。彼は、1967年ボリビアの山中に有る小学校で倒れるのですが、若き改革者の旗印として語り継がれています。

彼は学生時代に、彼の友人と一緒に南米大陸の縦断旅行に出ています。後にその様子は旅行記として出版されています。「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、この旅行記を元に映画化したものです。

後に文字どおり「英雄」と語られるゲバラですが、この作品では「チェ」の愛称が付く以前、「エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ」という普通の青年の心情が素直に描かれています。

旅を初めた頃、エルネストは自分の彼女の気を引く為に「北米まで行って水着を買ってくる」と言いだしたり、お金を得る為に新聞社に行って自分達を「ハンセン病医療の研究者」だと売り込んだり(元々ハンセン病の医療所には行く予定でしたが)。若者に有りがちな無鉄砲ぶりが目立ちます。しかし、旅が進むにつれ、南米の持つ貧困や苦しみに直に触れるに従って、エルネスト自身の気持ちが少しずつ変わって行きます。彼が革命家として活動を始めるのはこの旅よりも後の話ですが、世界を変えたいと願う心の芽生えが見られます。

映画にはマチュピチュ遺跡やアンデスの山々、アマゾン川の様子などが納められ、南米の美しい自然を堪能する事が出来ます。これを見るだけでも価値が有るでしょう。

南米の美しい風景と、若者の旅行記
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

ボリビアで斃れる直前まで、彼によってつづられた日記
ゲバラ日記

モーターサイクル・ダイアリーズ(洋画・ドキュメンタリー)

ゾンビーノ

ゾンビと言えば、ジョージ・A・ロメロが描いた、生きた人間を襲って食らいつく死人として有名です。

一時は、このゾンビというモンスターを題材に多くの低予算ホラー映画が作られました。たくさんのクリエイター達がゾンビ映画によって育ったとも言われます。「指輪物語」三部作で有名なピーター・ジャクソンも、元々はゾンビ映画で名を馳せたものです。

最近は13日の金曜日シリーズ(これはちょっと古いか?)や、日本・韓国ホラーが台頭したせいで、ゾンビ映画も少なくなってしまいました。しかし、この秋、新たなゾンビ映画が公開される事になりました。しかも人間のペットとして・・・。

この映画「ゾンビーノ」では、凶暴なゾンビに調教用の首輪をつける事でペット又は単純労働をさせる為のパートナーとして扱えるようにしています。

お話は、とあるいじめられっこと、その子のペットであるゾンビとのハートウォーミングらしいのですが、このゾンビが隣に住むオバアチャンを食べちゃう所でゾンビ映画の面目を保っています。

出演者には、「マトリックス」「メメント」でのヒロイン、キャリー=アン・モスが居ます。以前の作品ではどちらも主人公に献身的な人物を演じてましたが、この作品では主人公の母親役を演じます。一体どんな事になるのでしょうか?

新感覚ゾンビムービー「ゾンビーノ」は10/27より全国順次公開です。

ゾンビーノ (洋画・ホラー コメディ)

パンズ ラビリンス

※ポイント
ダーク・ファンタジーと呼ばれるのにふさわしい内容
おとぎ話と言うにはあまり気楽さは無い
ファンタジーだと思うとラストはめでたしめでたしなのですが・・・(でも、私は満足)

1944年・スペイン。父親を亡くした少女オフェリアは、母親の再婚相手の大尉と一緒に暮らすためにとある山中に向かいます。身重で体調もすぐれない母とともに、やっと大尉の元に辿りついたオフェリア。しかし、大尉は山に籠る共産ゲリラを掃討するために派遣されていた、非常に残忍な軍人でした。

ゲリラ掃討の拠点のそばには「迷宮」と呼ばれる遺跡がありました。ある夜、オフェリアは妖精にこの迷宮に連れられて行きます。そしてこの奧深くでパン神と出会い、魔法の王国に行くための3つの試練を与えられます。

あらすじモードはここで終わり。

パン神から与えられた3つの試練。実はファンタジーのネタとしてこれらばごくありきたりなです。けれども現実世界は、大蛙や人喰い鬼よりも遙かに恐ろしいものでした。

オフェリアが試練を受ける部分は、怖い場面も有りますが、何処か愛嬌が有り、まるで村のお年寄りからのおとぎ話を聞かされているような気分になります。

それに対して、彼女が過ごす人間社会は、スペイン内戦直後の混乱期だという事もあり、凄惨な戦いが繰り広げられます。この部分だけを観ると、まるで戦争映画を観ているようです。

話のラストは、よくある昔話のように「めでたしめでたし」の形を取っているのですが、人間社会はあんなにも辛く苦しいものなのだろうかとやるせなくなってきます。私自身はこういう終わり方は好きなのですけどね。

パンズ ラビリンス(洋画・ファンタジー)

OS劇場、OS名画座閉館

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

今年の9月は、大阪・梅田に有る有名映画館「OS劇場、OS名画座」が閉館してしまいました。

最近閉館したOS劇場にはあまり思い入れは有りませんが、'91年に閉館した旧OS劇場には大きな思い出が有ります。

'旧OS劇場の閉館イベントとして、閉館までの最後の一週間はここで上映された映画のリバイバル公開をしていました。

その時私はたまたまこのOS劇場の前を通りがかり、丁度暇を持て余していたのもあったので、一本観ていく事に決めました。

上映作品は「2001年宇宙の旅」。私はそれまでこの作品を2回程観ていたのですが、シネスコープ用の大画面と21インチブラウン管TV+VHSとでは、迫力は雲泥の差でした。

さらに、良い映画を観る時は、「無音の時は正しく無音を再現出来る」程の基本性能を持った音響施設が必要な事も思い知りました。

今はもう、1つの映画館に1000人も押し込める時代では無いし、映画館の音響施設のレベルも格段に上がりましたが、OS劇場の名前が無くなると言うのは、少し寂しい気がしますね。



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