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スパイダーマン3

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

ソニーピクチャーエンターテイメンツが放つ巨大タイトル「スパイダーマン三部作」。その最終章が公開されました。もっとも私にとって、三部作をうたっている作品はあまり良いイメージが有りません。良いと思えたのはせいぜい「指輪物語」くらいでしょうか。

実際、今回のスパイダーマン3は、今までの2本を観ていたので、最後も一応観ておかないと気持ちが悪いという程度の感覚で映画館に足を運びました。

三部作の最後という事もあり、今回の作品を観る前におさらいのために前作2本は観ておいたほうが良いかも知れません。でも、この映画のオープニングは、前作2本のハイライトが順に流れてゆきます。ファンの方々にはうれしいサービスですね。

で、今回のお話。主人公のピーター・パーカーは、やっぱり今回も「ウジウジ君」でした。原作のスパイダーマンからして、この主人公は煮え切れない性格なのだそうですが(原作読んだ事が無いので本当か解りませんが)、アメコミのヒーロー物なのに面白いものです。

スパイダーマンの今回の敵は、二作目からのゴブリンに加え、なんと二人も出てきます。しかも、敵が出そろうのは(感覚的には)話も2/3を過ぎた頃。一時は収集がつかなくなるのでは無いかとも思いました。でも、大風呂敷を広げた割には巧く収まりを付けて話を締めていました(無難なラストだったというだけですが)。

さて、当初三部作の予定だったスパイダーマンも一応の完結を見た所ですが、ラストは続編を作る余地を残すものとなっています。主人公とライバルとの関係は今回で終わりとなりますが、そうする事で今後は外伝となる話を出していくのではないかと思われます。実際、最近ではスパイダーマンの続編を制作するという話も出ているようですし、何よりソニーピクチャーエンターテイメンツがこの優良(お金を稼げるという意味で)コンテンツを手放すとは思えません。三部作の縛りから自由になったスパイダーマンに関して、Ki-Tsu-Neとしては驚くべき映像だけでは無く、見応えのあるお話を期待したいと思います。

スパイダーマン3 (洋画・アクション)
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ハリーポッター 不死鳥の騎士団

ハリーポッターの映画シリーズも5作目になりました。
1作目当時は10歳だった主役の「ダニエル・ラドクリフ」君も今では18歳。最近では劇舞台でヌードになり、賛否両論が出た事が記憶に新しい所です。Ki-Tsu-Neが思うには、彼はまだ18歳だし、レーニン役者じゃあるまいし、いつまでも「ハリー」でいる訳にはいかないのだから、こういう新しい挑戦もいいのじゃないのでしょうか。いきなりヌードには驚かされましたが。それよりもロン役の「ルパート・グリント」君が実年齢以上におっさん臭くなっていたのが気になりました。

今回は1作目・2作目あたりとは違い、大がかりなSFXはあまり見られません。原作シリーズが、最初はファンタジー部分が強く描かれていたのと比べ、巻が進むにつれて、ハリーの心理描写が増えていくのと歩調を合わせているのかもしれません。5巻はまだ1/4しか読んでいないのであまりエラそうな事は言えませんが(映画を観る前に原作を読んでしまうつもりだったのに情けない)。

あと、この話に出てくる新しい先生「アンブリッジ」を見て、私の知人から聞いたO先生(仮名)の話をふと思い出しました。
私の知人が小学校高学年の頃、O先生(女性・推定40代)は彼の音楽の担任でした。彼のクラスはどちらかと言うと授業中でも全く落ち着きが無く騒がしいわんぱくで逞しい子が多く集まっていました。そして、その頃授業の課題として「京の大仏」という童歌を習っていたそうです。この歌は、寛政年間に京都の方広寺にあった大仏が落雷で消失した事を歌にしたものだと言われています。童歌は、その頃起こった事件や、時には政治批判等が題材にされる事が有ります。大っぴらに権力への抵抗を行う訳にはいかなかった時代では、世の中への不満を童歌に託し、所詮子供の「戯れ言」という事を建て前にしながら社会批判が行われた場合も有りました。もっとも、わんぱく少年達にはそんな事は関係有りませんが・・・。
ある日、授業開始時にO先生が「京の大仏」と言うべき所を「奈良の大仏」と間違えてしまったのです。落ち着きのない坊主共わんぱく盛りの子供達はそれを聞くと、大きな声で笑い、そしてはやし立てました。O先生は、そんな子供達に対して一喝。「だまりなさいっ!」そして、O先生の特別講義(説教とも言う)が40分間行われました。
講義の内容について、私の知人は「退屈で眠たかった」と言っています。彼のコメントからすると、O先生の特別講義は知的好奇心を全くくすぐられなかったものだと思われます。
その頃、知人のクラスの担任は、音楽室の下の階にある職員室で休憩を取っていたそうです。いつもなら、上の部屋から自分の児童たちの調子はずれで頭の悪くなりそうな美しい歌声が聞こえてくるはずなのに、その日に限っては静まり返っていました。この頃はそんな時代だったのでしょうか?彼は体罰を多く行う所謂暴力教師だったのですが、さすがにこの特別講義が行われた事に関しては一言「おまえたち、気の毒だったな」との慰めの言葉を頂いたそうです。

世の中との関わり方に悩みをもち始めたハリー少年の活躍をお楽しみ下さい。

ハリーポッター 不死鳥の騎士団 (洋画・ファンタジー)

ホリディ

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

私はこの映画を見て初めて知ったのですが、欧米にはお互いの家を短期間交換して過ごす「ハウスエクスチェンジ」というものが有るそうです。大体'50年代頃から始まり、最近はインターネットが普及したおかげでホームエクスチェンジの愛好者が増えているのだそうです。

で、この映画、恋に破れたキャリアウーマン2人が、ホームエクスチェンジのサイトで意気投合して、実際に家を交換する所から始まります。そして、お互いがそれぞれの場所で新しい恋を見つけるお話です。

キャメロン・ディアスの相手は、平日は2人の娘の子育てに追われる良き父親。でも、ジュード・ロウですからねえ。子供が居ても問題なしですね。

個人的にはジャック・ブラックのあまりスマートでは無いけど誠実な人柄の方に好感が持てました。

このお話は、二つの恋が平行して進んでいく形になっています。グリコのおまけでは有りませんが、一粒で二度おいしいとも言えるでしょう。
全体的に軽い恋愛ドラマです。恋人同士というよりは、友だち同士で行くのに向いているようです。

ホリディ (洋画・恋愛)

プロデューサーズ

こんにちは、Ki-Tsu-Neです。

ニューヨークと言えば、グローバル経済を担う世界最大の金融街である「ウォール街」を擁しますが、演劇文化最大の拠点「ブロードウェイ」もまた抱えています。
日本の場合、劇団四季のような例外を除くと、演劇は表現の一手段にとどまり、それでお金をかせぐなどは夢のまた夢です。しかし、ここブロードウェイならば、演劇は「ビジネス」として成り立っています。

この映画は、ブロードウェイでショーが失敗した場合、その興業にからむ金銭への会計監査が緩くなるのを見越せば、スポンサーからの出資金で大儲け出来ると考えたプロデューサー達のお話しです。

このお話し、ブロードウェイで大当たりをした劇を映画化したものです。演劇版は何十回もくり返し観に行く人も出る程のカルトな人気があり、最近では北朝鮮の外務次管も観賞した事が伝えられています(産経記事 アメリカ側からの接待だったそうです)。

簡単にあらすじを書くと・・・。
売れない演劇プロデューサー「マックス」の会計士を務める「レオ」は、「演劇の公演をわざと失敗させれば、お金儲けが出来る」方法を見つけだしました。お金が欲しいマックスと、プロデューサーを夢見るレオは最低な脚本・最低な演出家を探し出し、沢山の出資金を集めました。そして大コケ間違いなしのショーの幕が開きました・・・。

元がミュージカルだからなのか、映画が始まると物語はポンポンと進んで行きます。まあ、馬鹿馬鹿しい話が小ぎみよく続く様は爽快感さえ有ります。資金集めのシーンなどはもう圧巻です。この場面、舞台ならば役者さんがいろいろメークをする所なのでしょうが、この話の場合、大々的なオーディションをしたのでしょうか?気になる方々は実際に確認してみて下さい。

しかし異様な高揚感に包まれながら話が進行して行くのですが、いざ、劇中劇が始まった後は「息切れ」を起こしたようになってしまいます。舞台での演出ならば、こういうやり方で正解なのでしょうが、映像を見せる手段がスクリーンだと言うことを考えると、もっとムチャクチャをして欲しかったように思います。

この映画で、「ユマ・サーマン、でかっ」と思いながら観ていたのですが、後で調べると、彼女は身長が181cm有るそうです。演出じゃ無かったのですね。どうでも良い話ですが。

プロデューサーズ (洋画・コメディー)

ナイト ミュージアム

こんにちは、Ki-Tsu-Neです。

ベン・スティラと言えば、皆さんはあまり知らないないかもしれませんが、米国では名の知れたコメディー俳優です。日本の場合、この人の名前よりも、むしろ「メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアスの相手役と言った方がまだ分かるかも知れません。

その後、「ズーランダー」「ドッヂボール(公式HPはここ)」といった作品を生み出しているのですが、彼が日本ではあまり有名でない理由は、おそらく、「お下劣」ネタが多いからだと思われます。

そんな彼が、映画「ナイト ミュージアム」を引っ提げてやって参りました。

話しの中身は、「予告編のまんま」です。これでは身もフタもありませんね。でも、ベン・スティラの得意技「お下劣」が炸裂しなかった分、お子様にも安心して見せられます。そう、今回はファミリー向けに徹した作りになっています。

そういうわけでこの作品、「パパ・ママ・ぼく・わたし」の「70年代ニューファミリー」なご家族の方々にはうってつけです。見終わった後でファミリーレストランで夕食を食べながら「ボケボケ、ガムガムちょ~だい~」などと語り合うのも良いでしょう。
逆に、私のようなヒネた映画ファンにとってはちょっともの足りないかもしれません。

あと、ベン・スティラの映画には、多彩なカメオ出演がつきものですが(以前、デヴィッド・ボウイやチャック・ノリスも出た事が有ります)、今回、私が知る範囲では誰も出てこなかったようです(私が気がつかなかっただけかもしれませんが)。

007/カジノ ロワイヤル

007カジノロワイアルと言うと、007と言いながら全くの別物という印象が強い事で映画ファンには知れ渡っているタイトルです。なにしろ、「監督が5人いる」とか「主人公がピーター・セラーズ」だと聞くと、いくら原作がスパイアクション物でもその方面への期待は萎むというものです。実際、一般でも「ドタバタコメディ」の評価が下されています。私は未見なのですが、B級映画をこよなく愛するKi-Tsu-Neとしてはいつかは見なくてはいけない作品なのでしょう。

イアン・フレミング原作の「カジノロワイアル」だけが何故ドタバタ映画になってしまったのでしょう。どうも、007シリーズの映画化を手がけていた制作会社が、これの映画化権利を押さえられなかったからだと言われます。そのため、この「カジノロワイアル」は、007シリーズとは番外になっております。

しかし、この程、007シリーズ最新作として「カジノロワイアル」が制作されました。普通ならば、「40年ぶりのリメイク」などと言われ、最近のハリウッド映画のトレンドに沿った動きなどと思われそうですが、製作サイド(ちなみにソニーピクチャーズ)からすると古い方は無かった事にしたい位だと思われます。

さて、作品自体の話です。007シリーズはアフリカの核廃棄施設に潜入したり、月面基地に行ったり、結構スケールの大きな話が多いのですが、この話は「テロリストの資金をマネーローリングしている人物をポーカーで破産させる」というものです。何となく地味な話のような気もしますが、アクションシーンもそこそこ有るし、カジノのシーンも静かながら緊迫感が出ていて、私は楽しめました。

しかし、ヒロインの人物像が十分に練られていないせいか、物語があるポイントを過ぎてからはストーリーの骨格が「ずぶずぶ」になってしまったようです。このシリーズの場合、ボンドガールは伝統的に添え物扱いなのですが、ジェンダーフリーの現代において、そんな伝統を残すというのもいかがなものかなとも思いました。


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