こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
ソニーピクチャーエンターテイメンツが放つ巨大タイトル「スパイダーマン三部作」。その最終章が公開されました。もっとも私にとって、三部作をうたっている作品はあまり良いイメージが有りません。良いと思えたのはせいぜい「指輪物語」くらいでしょうか。
実際、今回のスパイダーマン3は、今までの2本を観ていたので、最後も一応観ておかないと気持ちが悪いという程度の感覚で映画館に足を運びました。
三部作の最後という事もあり、今回の作品を観る前におさらいのために前作2本は観ておいたほうが良いかも知れません。でも、この映画のオープニングは、前作2本のハイライトが順に流れてゆきます。ファンの方々にはうれしいサービスですね。
で、今回のお話。主人公のピーター・パーカーは、やっぱり今回も「ウジウジ君」でした。原作のスパイダーマンからして、この主人公は煮え切れない性格なのだそうですが(原作読んだ事が無いので本当か解りませんが)、アメコミのヒーロー物なのに面白いものです。
スパイダーマンの今回の敵は、二作目からのゴブリンに加え、なんと二人も出てきます。しかも、敵が出そろうのは(感覚的には)話も2/3を過ぎた頃。一時は収集がつかなくなるのでは無いかとも思いました。でも、大風呂敷を広げた割には巧く収まりを付けて話を締めていました(無難なラストだったというだけですが)。
さて、当初三部作の予定だったスパイダーマンも一応の完結を見た所ですが、ラストは続編を作る余地を残すものとなっています。主人公とライバルとの関係は今回で終わりとなりますが、そうする事で今後は外伝となる話を出していくのではないかと思われます。実際、最近ではスパイダーマンの続編を制作するという話も出ているようですし、何よりソニーピクチャーエンターテイメンツがこの優良(お金を稼げるという意味で)コンテンツを手放すとは思えません。三部作の縛りから自由になったスパイダーマンに関して、Ki-Tsu-Neとしては驚くべき映像だけでは無く、見応えのあるお話を期待したいと思います。
スパイダーマン3 (洋画・アクション)
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