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スラムドッグ$ミリオネア

知識は経験から付くものと言いますが、これは辛い
インド映画だからやっぱり最後はダンス


こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

昨年発表された映画の中で一番大きな話題を呼んだ「スラムドッグ$ミリオネア」を見てきました。

この映画は、クイズ・ミリオネアに出場したある青年が、何故連続正解を続けたかを描いたものです。
彼が何故回答を出す為の知識を得たかについては、平たく言えば、彼のそれまでの生い立ちの中で得たものなのですが、その過程は余りに辛いものでした。

今、日本では「貧困」という事が言われていますが、本当の貧困は、この映画で描かれているものを言うのでしょう。BRICsという言葉に代表されるように、最近インドは経済成長を続けていますが、低所得者層の底上げはまだ暫くはかかるのでしょう(いや、底上げなどというものは叶わないのかもしれません)。

この映画のエピソードで、子供の物乞いを作るシーンを見て、インドには子供の足を切断して物乞いをさせる親が居るという噂を思い出してしまいました。映画はハッピーエンドで終わるのですが、映画の舞台になっているムンバイの街の様子を見ていると、現実は厳しいものなのだなという気にもさせられます。

スラムドッグ$ミリオネア(公式HP

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スタートレック

スポックがとても良い
オリジナルシリーズの雰囲気がよく出ています
多分この映画のキャスティングでシリーズを作るのでしょう


こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

スタートレックといえば、'66にアメリカで制作されたSFのテレビドラマシリーズです。日本では当初「宇宙大作戦」の名前で放映されていました。このドラマ、今から思い返してみると、大がかりな特撮はほとんど無かったように思えます(大抵はエンタープライズの船内とか、どこかの岩山とか。もろにTVスタジオが舞台になっていた事も有りました)。その代わり、含蓄のあるストーリーが多かったように思えます。

このお話のキャスト達も、カーク船長やバルカン人のスポック。マッコイなどとても魅力に溢れていました。

今回のお話は、そんな彼らがエンタープライズに初めて乗り込んだ頃のお話です。

話は変わりますが、最近、ハリウッド映画って、昔のキャラクター達の誕生した頃のお話が多いような気がします。私はこういうのは嫌いでは無いのですが、ハリウッドの映画制作者達はマンネリに陥っているのかも知れません。

この映画に出てきたキャラクター。スポックは本当にスポックらしく演じられていました。スポックを観るだけでも価値が有ります。他のキャラクター達もオリジナルシリーズのスタートレックの雰囲気がそのまま伝わってくるようでとても好感が持てました。

スタートレック(公式HP)


チョコレート ファイター

アクションは迫力満点
日本じゃこんな立場の人を主人公にしないでしょう
女の子カワイイけどスゴい


こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

最近、タイ発のアクション映画がよく公開されるようになりました。私自身も「マッハ!!!!!!!!」が公開された時は、ワイヤーアクション無し・CG無しの本気で撮影された映像に感服したものです。

今回公開された「チョコレート ファイター」は主人公が女の子。予告編の映像だけでも凄いアクションが披露され、私も公開前から非常に期待をしていました。

この映画、タイ発の映画なのに、あの阿部寛が出ています。どうもこの映画の監督のたっての願いで出演が決まったそうです。彼の役どころは、タイを活動拠点にしようとして乗り込んできた日本のヤクザ。でも、物語の冒頭で、彼自身の性癖には「疵を持つものに強く心を惹かれる」所が有ると語りかけていました。

いかにも何か有りそうな前振りを見せられましたが、まさか、脳に先天的な障害を負った少女を主人公に据えるとは思いませんでした。有名・無名を問わず、障害者を主人公にした映画というのは以前から沢山作られていましたが、まさかアクション映画でこれをするとは思いもかけていませんでした。日本だったらまずこんな事はやらないでしょうし、もし同じ事をやったら社会的な批判を浴びるでしょう。

その後のアクションは、本当にものすごい。ワイヤー無し・CG無しの、本気のアクションシーンがノンストップで続きます。主人公役の女の子、テコンドーでタイのチャンピオンになった事も有る実力者だそうでして、彼女の動きを見ているとそれも納得です。さらにエンディングにはNG集が流されますが、そのあまりの壮絶さに撮影時の苦労が忍ばれます(でも、撮影クルー達がムチ打ちで入院したスタントマンのベッドを囲んで談笑をしていた所は思わず私も微笑んでしまいました)。

ストーリーについては、とても単純で、「マッハ!!!!!!!!」と同程度です。まあ、ストーリーはあまり気にしないで観た方が楽しめるでしょう。

チョコレート ファイター(公式HP

マッハ ! プレミアム・エディション タイのアクション映画の金字塔

天使と悪魔

大体1日分の話のせいか、スピーディな展開
反物質はちょっとトンデモ科学っぽいな
荘厳なローマの街が印象的


「ダヴィンチ・コード」は、3年前に公開され、キリストに関わる秘密を描いたという事で、フィクションにも関わらず世界中に物議をかもしました。「天使と悪魔」はこのダヴィンチ・コードの続編となる映画です(原作は天使と悪魔の方が先に発表されています)。

物語の発端は、
・欧州原子核研究機構(CERN)にて世界で初めて反物質が生成され、
それが強奪された事
・バチカンにて教皇が急死し、
次期教皇を選出する為の会議「コンクラーベ」が始まる事
・コンクラーベのタイミングで4人の枢機卿を殺し、
最後にバチカンを爆破するという予告が入った事
この3つの事件がほとんど同時に発生した事です。

物語の主人公ロバート・ラングドン教授は、殺人と爆破の予告は中世にカトリック教会より迫害された団体「イルミナティ」による復讐だと考え、それを阻止する為にローマ中を駆け回ります。物語はコンクラーベが行われた1日の出来事を扱っているせいか、濃密でスピード感のあるものに仕上がっています。

前作は神の子「キリスト」には子供がいて、その子孫が現代も残っているという話だった為か、カトリック教徒の国々を中心に上映禁止になった所も出ましたが、今回は反キリスト的な内容では無いせいか、スキャンダルな話は無いようですね。謎解きの部分も、枢機教の殺人予告の部分までは、やれ「イルミナティ」やら「物質の4大要素」やらパンテオンを初めとするローマの教会が出てくるせいで、人によってはおいてけぼりを喰らうかも知れませんが、話が進むに従い誰もが目の放せないラストに向かっていきます。

荘厳なローマの街並が美しい、見応えのある作品でした。

天使と悪魔(公式HP

天使と悪魔 (上)天使と悪魔 (中) 天使と悪魔 (下)
原作です。文庫本3冊の大作です

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

映画業界を皮肉ったらしい
この人のカメオ出演は卑怯(しかも出づっぱり)
Treo650が出てる(コレは映画の感想ではない)

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

アメリカ国内では、コメディ映画は意外と人気が有るそうです。あちらではTV番組での表現に関していろいろ規制が有るそうで、その反動で映画の方は色んな放送禁止用語などが飛び交う事も有り、それを目当てに劇場に足を運ぶ人も多いとの事です。

ベン・スティラはアメリカの有名コメディアンで、その名は日本でもよく知られています。本邦で公開された彼の作品を挙げてみても「ズーランダー」「ドッジボール」「ナイト ミュージアム」と、結構な数に上ります。もっとも彼はキャメロン・ディアスが居なければこんなに有名にはならなかったでしょうが。

お話は、さすがベン・スティラだけあって、オナラねたなどのお下劣や、予告編ではボカシまで入った残酷ねた。果てや身障者の差別ものもあり、
正直 最低
おかしかったけれど、正直には笑えない所も多かったです。

もっとも、ベン・スティラの作品は、彼の人脈がよっぽど豊富なのか、毎回カメオ出演のメンバーが豪華ですが(主人公を奮い立たせるシーンにランス・アームストロングを使うのは卑怯です)、今回はあの人が登場!しかも、カメオ出演の域を越えた活躍ぶりです。おまけに彼はエンドロールでも怪しいくねくねダンスを披露しています。トップガンやミッション・インポッシブルのイメージが吹っ飛んでしまいます。

最後に。この映画にはTreo650が出てきました。最近何となく元気の無いPalmですが、出来るビジネスマンを演出する小道具にはまだPalmは健在ですね。今も存在感がある事が解りちょっとだけほっとしました。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(公式HP

監督:ベン・スティラ
出演:ジャック・ブラック/ベン・スティラー/ロバート・ダウニーJr.
   ニック・ノルティ/ブランドン・T・ジャクソン/ジェイ・バルチェル
2008年11月公開

レッドクリフ Part1

2時間強の上映時間だが、ゆったりした流れ
パート2への期待が高まります
鳩はあんまり出ない


こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

「Red cliff」と書かれても、何の事かピンと来ませんが、「赤壁」と書けば、「中国四大奇書」の一つ、三国志の中でも物語の大きなターニングポイントとなった戦です。中国史好きの方なら誰でも知っている出来事ですね。

この赤壁の戦いを、巨匠ジョン・ウーが映画化をしました。

この映画、一旦撮影を終えたものの、5時間を越える長尺になってしまった為に、前後編の2部に分けて公開する事になりました。今回はその前編部分です。

映画の冒頭で、赤壁の戦いが起こるまでの簡単な解説が入っていました。これはおそらく三国志についてあまり知らない方(中国以外の方)向けに作られたものなのでしょう。これが無いと、本編での人物把握が出来なくなるからなのでしょう。

お話は、中国の大半を押さえた曹操が、荊州に向けて兵を率いて出発する所から始まります。
荊州では、その一帯を押さえていた王「劉表」が死に、立場が悪くなった劉備の一党が曹操軍に攻めたてられる所から始まります。冒頭からの戦闘シーンですが、超雲が阿斗を助けるシーンを含め、いきなり見所のあるシーンで始まります。

その後、劉備一党は、曹操軍を撃退する為、そして自分達の存続をかけて、荊州の東に有る呉を治める「孫権」を頼る事に決めます。劉備は、孫権との交渉に、臥龍とも例えられた諸葛亮を派遣します。

諸葛亮が呉を訪れ、孫権へ「曹操に降るか、徹底抗戦を行うか」と迫りながら外交の駆け引きをしたり、周瑜と公私にわたって交流を深めたり。初めとは打って変わって内面的な場面が続きます。

そして、曹操軍が呉に向けて陸戦部隊を差し向ける場面に続くのですが、孫権・劉備連合軍が曹操軍を迎え討つ所では劉備軍の誇る豪傑達の立ち回り。そして諸葛亮の張った罠による殲滅戦。特に殲滅戦の部分は、さすがに大量のエキストラを動員しただけあり、そうとう緻密に(ある意味で残酷に)描かれています。

この映画、上映時間は2時間強なのですが、実際に見た感じでは、あっと言う間に終わったように思えました。これは、この作品は前編部分しか見ていないのと、赤壁の戦いのハイライトである水軍の戦闘場面はパート2におあずけになったせいなのでしょう。終わり方もあっさりしたものでした。ある意味、このパート1はパート2への長い予告編にも思えました。でも、これはこの作品がつまらないと言っているわけではありません。むしろこのパート1のおかげで続編への期待が高まっていきます。来年4月公開予定のパート2が楽しみですね。

新装版 三国志〈1〉 (講談社文庫)
日本ではこの吉川英治版の三国志が一番親しまれているでしょう。

レッドクリフ Part I (公式HP

監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン他

2008年11月公開


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