ファンタジーと言ってもあまり構えた話ではない
冒険話も身の丈に合っている分無理なく楽しめました
そもそも大おじさんが変な本を書かなければ良かったのに
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
スパイダーウィックの謎はファンタジー映画です。でも、そのスタンスは、「妖精の世界は人間には見えないだけで、みんなの身の周りにある」というものです。この作品と大体同時期に公開されたファンタジー大作(名前はあえて書かない)とは対照的です。
物語は、主人公達の大おじが書いた「妖精図鑑」を巡って、図鑑を我が物にしようとするマルガラス率いるゴブリン軍団と、彼らの手から図鑑を守ろうとする主人公一家の戦いを描いたものです。でも、その攻防は主人公の家の周りが舞台になっています。敵のゴブリン達も姿形は気持ち悪いながらもどことなくユーモラスです。
「妖精図鑑」は妖精の世界、ひいては人間世界の存亡の鍵を握っていて、図鑑の奪い合いは世界を賭けた戦いのはずですが、日常生活からあまり離れていないせいかちょっとコミカルな描かれ方をしています。
スパイダーウィックの謎は、話自体はこぢんまりとしていますが、その分肩を張らずに物語りを楽しむことができました。変に話しが広げなかった所が良かったですね。今公開されているファンタジー映画ならば、私はこちらの方をおすすめします(白熊の出てくる例の大作は期待していたんですけどねぇ。私は小説しか読んでいないので、映画の出来は本当は解りませんが、評判はかんばしくないみたいですね)。
スパイダーウィックの謎(
公式HP)
(実はこれ5冊シリーズなんです)
出演:フレディ・ハイモア/サラ・ボルジャー
メアリー・ルイーズ・パーカー/ニック・ノルティ
監督:マーク・ウォーターズ
2008年3月公開
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TBありがとうございました。
最近、ファンタジー作品がやたら多いですね。
みな同じに感じてしまうのでつくるほうも大変だと思いますが、最近の子役さんでは、やはりこのフレディくんの力は大きいみたいです。
何やらせてもうまいしかわいいし…、ジョニー・デップがほれ込んだのには納得です。
大人になってぽしゃらないでほしいと祈るばかりです。