こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
いささか旧聞に属するものですが、私にとってかなり気になるニュースが有ったので、こちらに紹介いたします。
DSを使ったコンテンツ配信サービスが登場
大日本印刷、新事業「DSvision」を発表(
CNET Japan)
>11月29日の品川プリンスホテル Club eXにて、
>ニンテンドーDSを使った書籍・映像のダウンロード販売サービス
>「DSvision」の発表会が開催された。
>「2000万台普及し、様々な層に支持されているニンテンドーDSは、
>新しいコンテンツプラットフォームとして各方面から大変注目されています。
>そこで、私たちはニンテンドーDSを使った配信ビジネスを進めて参ります」
>販売数と所持者の年齢数では他の追随を許さない「最強」のハード・ニンテンドーDSで、
>「最小」の記録媒体である「microSDカード」を使用し、
>そして日本「最大」のコンテンツ数を揃えて展開するということを意味しているという。
日本国内だけでも2000万台普及し、今や世界最強のゲーム機となったニンテンドーDS。街を見渡せば、子供だけでなく、OLやビジネスマンも持ち歩く姿を見かけます。そんなDSを使ったコンテンツ配信サービスが始まるそうです。
ここ数年の間に、さまざまなモバイル機器に対するコンテンツ配信サービスが提供されて来ましたが、どれも2~3年の間に立ち消えになって行きました。その理由の一つに、コンテンツの受け入れ先であるモバイル機器がそれほど普及しなかった事が有ります。
しかし、今では日本人の6人に1人が持つまでに普及したDSの登場で、このようなサービスも本格化する兆しが見えてきました。
けれども、こういうニュースを見る都度、何故「SONYはこれをCLIEで出来なかったのか」という思いにかられます。
DSとPSPが発表されたタイミングで、すでにCLIEにはコンテンツ配信サービスがされていたはずなので
今のPSPにあたるゲーム機をPalmOSベースにして開発を行っていれば、今ごろCLIEはコンテンツ配信の一大プラットフォームとして活躍していたかも知れません(いや、あの当時のパームコミュニティの勢いを考えたら出来ていたはずだ)。
SONYの強みは、単に品物を売るのではなく、そこから新しいライフスタイルを訴えていく所だった筈なのに、最近は任天堂やアップルにそのお株を奪われてしまっているのでしょうか?
コミニュケーション用の新たなモバイル端末を(一応は)販売しているSONY。彼らには次の一手が有るのでしょうか?興味深い所です。
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