テレポートの演出がスマート
主人公が超能力者の癖にヒーローじゃ無い
スピード感が有って飽きさせない
今日('08.3.1)は毎月1日の映画の日です。この日は映画の入場料が1000円になります。で、せっかくなのでおもしろそうな映画の席を予約したかったのですが、特に目立つものはこの
「ジャンパー」くらいしか無かったのでとりあえずコレを取りました。でも、その後で
「エリザベス:ゴールデン・エイジ」というのが来ていたのを見過ごし、「しまった」と感じました。けれども、実際は意外な拾い物だったようです。
ストーリー自体は、特に主人公が自分の能力に目覚めるまでは、エスパー物によく有りがちな展開です。でも、物語の運び方が、テレポート能力の演出を含めてスマートにテンポよく進む所が小気味良いです。
それと、普通は主人公が超能力者の物語だと、その主人公は大抵「正義の味方」なのがお約束のはずなのですが、この映画の場合は超能力を持っている事以外は普通の人である所も好感が持てます(生活の為に銀行に盗みに入るのはどうかとも思いますが)。
お話を楽しむと言うよりは、テレポート能力の映像を楽しむ事にする方が良い「ジャンパー」ですが、作品中には次回作への伏線が結構張られています。この映画の関係者は続編製作にはかなり意欲的なのでしょう。この作品の主人公の「ヘイデン・クリステンセン(ダース・ベーダーだ)」と、ヒロイン役「レイチェル・ビルソン」は、実生活でも交際中なのだそうです。スパイダーマンのようにパート2製作時には別れいたという事が無ければ良いですね。
ジャンパー(
公式サイト)
2008年3月公開 米国製作
監督:ダグ・リーマン
出演:ヘイデン・クリステンセン/レイチェル・ビルソン
サミュエル・L・ジャクソン/ジェイミー・ベル/ダイアン・レイン
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