こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

去年（'08年）9月の米リーマン・ブラザースの倒産に端を発した、100年来と言われる世界恐慌の波はとどまるところを知りません。FRB（米連邦準備銀行）の失策、ひいては米国ブッシュ前政権の大失策とされ、今年の1月にはオバマ大統領が新しく政権の座につき、数々の対策が打たれていますが、未だ先の見通しは明るくありません。

さて、錬金術と言えば、太古の昔より人々が夢にまで見た、全ての物質の中でも一番価値が有ると言われた金を人工的に作り出す研究でした。錬金術は中世ごろまで盛んに行われ、この事で近代以降の化学の礎を作ったと言われますが、現在では他の物質から金を生み出す事はほぼ不可能だという事が分かっています。

錬金術は経済界にも科学の世界にも存在しないはずです。
しかし、私は「現代の錬金術」とも言える物を発見しました。
しかも街の小さな「駄菓子屋」で。 

50円

はい。50円です。どこから見ても50円ですね。これが駄菓子屋さんで売られていました。では、なぜこれが錬金術なのでしょう？次の写真を見てみましょう。

値段は30円

そうです。この50円は何と30円で売られているのです。
50円の物を30円で売る。５０－３０＝２０で、20円を得しているわけです。まさに、これこそ「現代の錬金術」です。 え～、皆さまは狐にでもつままれた気分にでもなっているのでしょうか？確かに私はKi-Tsu-Neですが、皆さんをつまんだりはいたしません。 それとも、この錬金術では皆さんは不十分なのでしょうか？それではさらにもう一枚。

 
呪文が書かれています

皆さんには見えるでしょうか？私には術を施す為の呪文のようにも見えます。この50円、うまくいけば100円の価値が付いて来ます。これで、皆さんもこの錬金術に納得されたでしょう。

錬成！

錬成に失敗したようです