こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
岐阜に行ってきました。
岐阜県で観光するとしたら、大抵の人はどこに行かれるのでしょうか?私は・・・奥飛騨の小京都として知られる高山に、名水の街郡上八幡。合掌造りの民家が印象深い白川郷に、珍観光地として各所で話題を呼んだ養老天命反転地の有る養老・・・。
岐阜市は無いですねぇ・・・。
私が知らないだけなのかも知れませんが、岐阜にはあまり観光のコンテンツが少ないような気がします。
観光コンテンツが少ない岐阜。しかし、そんな岐阜にも全国的に知られたコンテンツが有ります。
鵜飼観覧船乗り場
私、気づいてませんでした。長良川の鵜飼は、岐阜市内。しかも岐阜城の麓を流れる長良川で行われています。そして、ここは鵜飼の観覧船乗り場です。
観覧船が出航するまで暫く時間が有ったので、観覧船の待合いで時間をつぶす事にしました。
待合いの中には、何やら着ぐるみが佇んでいました。多分、この鵜飼のイメージキャラクターなのでしょう。でも、このキャラクター、近年のゆるキャラブームにありがちなものとは少し違うようです。
顔は、鵜をデフォルメしているのでしょう。ちょっとマンガチックですが、服装がなにげに渋い。鵜匠の衣装をイメージしているのでしょうか、こういう公共のキャラクターにしては
「ワビ・サビ」を感じさせます。
中の人は居ない
しかし、首に何やら名札のようなものが付いています。ちょっと近づいてみましょう。
うーたん
私はこの札を見た瞬間、全身の力が抜けてしまいました(電子のもののけのくせに体が有るかどうかについては無視の方向で)。まあ、イメージキャラクターの名前は覚えやすいのが大切なのですが、それは「安直」な名前というのにもつながっています。この
「うーたん」という名前は、命名としては非常に正しいのでしょう。
日も暮れ始め、
夕暮れ時の河辺
いよいよ出航です。船は川岸を離れ、鵜飼の漁場に向かいます。船着き場から漁場までは約500mほど。漁場に付いた10隻ほどの観覧船は川の流れに対して横に並びました。そして、いざ鵜飼が始まるのか?と思ったら、さっきの船着き場の方からお囃子のような音が聞こえて来ました。
その方向を見ると、笛や太鼓を鳴らす人たちを乗せた屋形船が目の前に近づいてきます。よく見ると中で踊っている人もいます。伝統的な日本の情緒を醸し出しながら通り過ぎて行きます。これが過ぎ去ったらいよいよ鵜飼が始まるのでしょう。私はこの屋形船が向こうへ遠ざかるのを見つめていました。
しかし、この屋形船。上流からまた戻って来ます。そして、再び目の前を賑やかなお囃子を奏でながら戻って来ました。まあ、船着き場はここから下流の方ですし、そちらに向かうのも当然だと思いながら見送っていました。
けれども、屋形船はまた戻って来ます。結局5~6往復ぐらいしたのでしょう。民謡を落ち着いて見るのは風情が有って良いような気がしますが、ひっきりなしに目の前を何度も通り過ぎるのは
カオスです。
次はいよいよ本番です。
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