とある道の駅で精神的には不満な補給を行った所で、琵琶湖を北上していきました。それまでと風の向きが変わったせいか、やっぱり補給が不満足だったせいなのか、急に進まなくなりました。
休憩前は文字通り軽快に走っていたというのに、何という体たらく。ママチャリと同じ位のスピードになってしまいました。もっとも、ビワイチの場合、基本は平坦な道ばかりで、本当にきつい坂は無いので、淡々と進む事が出来ました。
そうこうしている内に、JRの永原駅に到着しました。ここはビワイチのチェックポイントにもなっていまして、チェックを済ませるついでに時刻も確認しました。時刻は既に16時。完全にビワイチを完了するのは難しいタイミングです。しかし、ここから2時間ほどかけて、JR堅田駅まで辿り着けば、北湖は回った事になり、ー応ビワイチ達成と言う事ができます。
そうと決まれば、進むのみです。私はビワイチのコースをどんどん突き進んでいきました。
ところが、5Km程進んだ所で行き止まりに当たってしまいました。今年の4月頃に起きた落石による通行止めです。
実は、落石地点に行くまでに、通行止めの看板は立っていたのです。しかし、その看板の書き方が「この先通行止め XXまでは行けます」というような感じでした。これじゃあ、通り抜けが出来るかどうか分かりません。結局私は看板の意味も解らず、やみくもに突っ走ってしまったわけです。
仕方がないので、永原駅まで戻り、どうするかを考えました。時刻はすでに16時40分。1時間位ではどうしても堅田へはたどりつく事は出来ません。残念ながらリタイアです。
次の電車が来るのは約20分後。ボチボチ自転車を輪行袋に入れれば電車に間に合うと思っていました。しかし、今回は自転車を片付けるのにもたもたしてしまい、乗り遅れてしまいました。
乗り遅れの代償は大きく、その後の電車は1時間後。周囲には店の類いは全く無いように見えます。さらに、ホームには私以外誰も居ません。
住宅地が点在しています。どんな人が住んでいるのでしょう?
そして、長時間電車に乗った結果、京都にたどり着いたのは夜の20時。すでに辺りは真っ暗になってました。もしかすると、永原でリタイヤせずに走り続けていたら、意外といい所まで走れてたかもしれません。
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