新キャラ投入は、あざとい
昭和へのオマージュはちょっとやり過ぎな所もアリ
「きもちわるい」と同じ位納得が出来るラストを迎えられるのか?
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
エヴァンゲリオンといえば、'95年に放送されたアニメーションで、その人気は単なるブームを越えて社会現象にまでなりました。
エヴァンゲリオンの中で語られる世界は、それまでのアニメと違い、キャラクタ達の内面をさらけ出し、彼らの抱える苦悩・葛藤を描き出した作品でした。
そして、「きもちわるい」という台詞で締めくくられる映画版のラストは衝撃的でした。
今回の映画版は、四部作の内の第二話です。そのため、作品全体の評価は今の段階では下せませんが、今回のお話について思ったことをつづります。
映画版の一話目は、TV版の初回からヤシマ作戦終了までをほぼトレースしたものでしたが、この二話目は展開が若干変わっています。アスカの登場からヱヴァ参號機が使徒に乗っ取られる辺りまでが出て来ますが、オリジナルとは少しづつ違っています。
このお話では、「真希波・マリ・イラストリアス」という新キャラクターが出て来ます。このキャラクター、
の三拍子が揃っています。キャラクターの造形を見ていると、間違いなく人気は出るでしょう。ただし、彼女は今回の物語の主要部分には絡んで来ません。上映時間も限られているのに余計な人物を入れて来る意味が無いようにも思えます。次回以降に期待ということでしょうか?
また、作品全体に「昭和」に対するオマージュが沢山込められていますが、「今日の日はさようなら」や「翼をください」が流れて来た時には、描かれている場面とがあまりに不釣り合いだったので閉口してしまいました。
さて、今回の劇場版では、このタイミングでサードインパクトが始まってしまいました。これは予想外でした。私は「きもちわるい」前回の映画版のラストシーンが焼き付いているので、今回はこれと同じくらい納得のいく大団円を迎えられるのかが気になります。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 (
公式HP)
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