出てくるアイテムがなつかしめ
表立ったアメリカの敵はほとんど居ないんだよなぁ
ちょっとイヤな終わり方がアクセント
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
昔の映画には、ソビエトのスパイを題材にしたものが多々有りました。'50年代から'90年代にかけてアメリカと旧ソビエトはお互いを仮想敵国として、実際に相手国の諜報を頻繁に行って来ました。その為、スパイ映画もリアリティを保っていました。
さて、国家ソビエトが崩壊して幾年月も経った現在では(私には信じられませんがもう20年近くも経ってるんです)、ロシアのスパイが活躍する場所なんてほとんど無いように思えます(この前、美人過ぎるロシアのスパイのニュースが流れましたが、彼女はロクな諜報は行ってなかったとの話です)。そうなると、映画で旧ソビエトのスパイを題材にしようとしたら、旧ソビエトの残党たちを出すしか無くなるのでしょう。
トゥームレイダーから連なるアンジェリーナ・ジョリーのアクションシーンは、今回も切れが有りました。このアクションシーンが一番の見どころだと言っても間違い有りません。しかし、「長年敵国の市民になりすましてひたすら指令を待ち続けるスパイ」やら「核の発射ボタン」やらいささか古いアイテムが出てくるの見ていると、私のような古いもののけなどは微笑みを隠す事が出来ません。○○○を仕込んだ靴が出てきた所など、は「ロシアより愛をこめて」を思い出してしまいました。
ラストシーンは、ハリウッド映画には珍しく「嫌な」終わり方です。この終わり方のせいで評価を下げているという話もあるようですが、私は意外と気にいってます。続編が出てもおかしくないようにしている所がハリウッド映画らしい所でしたが。
ソルト(
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