幻想的な異星の風景が美しい
でも、3Dの凄さはあまり感じなかった
3D映画は前の席で見る方が良いかも
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
去年は、3D映画が沢山公開されました。映画業界では、多分今年は「3D元年」と呼ばれるのではないかと思われます。
そんな中、この冬最大の大作映画として、このアバターが公開されました。
この映画の監督には、「ターミネーター」で有名なジェームズ・キャメロンが担当しています。キャメロン監督が作るからには、映画に出てくるモノや映像自体のこだわりに期待が高まります。
あらすじは・・・
惑星パンドラに6年もの歳月を費やして到着した傷痍兵のジェイク・サリーは、この星の鉱物資源を採掘するために原住民を懐柔するよう任務を与えられます。最初は任務として原住民の中に入り込んでいくのですが、ジェイクはいつしか彼らの価値観に共感を持つようになります。しかし、ある日、資源採掘をするために地球人の軍隊が原住民の住む森に襲いかかります。ジェイクはこの軍隊を追い払うために立ち上がります・・・。
何だかこれでは、前にどこかで見たようなお話にしか見えませんね。まあ、ハリウッドでメジャーな配給会社が作るアクション映画の場合は大体こんな感じになってしまいます。
この映画のポイントは、地球人はパンドラの自然に適応し、原住民に似せた人造の肉体を作り、それを遠隔操作で操って原住民とコミュニケーションを取っている所です。なぜこんな人工の体を作ったのか?それは惑星パンドラの大気には、地球人にとって有害な成分が混じっていて、生身の人間は生きる事が出来ないからです。
主人公達はこの身体を使う事で原住民達の目線で物を見る事になるわけです。
さて、我々観客は3D映像によってこの星の原住民の目線に立つわけですが、惑星パンドラの風景は熱帯のジャングルのようでもあり、そこに住む不思議な生態を持つ生物たちを見ていると幻想的な気分をかきたてられます。
去年私はいくつか3D映画を見ましたが、3D映画は後ろの方で見ると臨場感が極端に減ると思いました。私は映画を見るとき、大体後ろの方で見る事が多いので、より強く感じました。3D映画は前の方で見る方が良いのでしょう。あと、映画の3D映像へのシフトを踏まえてIMAXシアターのような巨大スクリーンを持つ映画館が復権するかもしれません。
アバター(
公式HP)
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