知識は経験から付くものと言いますが、これは辛い
インド映画だからやっぱり最後はダンス
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
昨年発表された映画の中で一番大きな話題を呼んだ「スラムドッグ$ミリオネア」を見てきました。
この映画は、クイズ・ミリオネアに出場したある青年が、何故連続正解を続けたかを描いたものです。
彼が何故回答を出す為の知識を得たかについては、平たく言えば、彼のそれまでの生い立ちの中で得たものなのですが、その過程は余りに辛いものでした。
今、日本では「貧困」という事が言われていますが、本当の貧困は、この映画で描かれているものを言うのでしょう。BRICsという言葉に代表されるように、最近インドは経済成長を続けていますが、低所得者層の底上げはまだ暫くはかかるのでしょう(いや、底上げなどというものは叶わないのかもしれません)。
この映画のエピソードで、子供の物乞いを作るシーンを見て、インドには子供の足を切断して物乞いをさせる親が居るという噂を思い出してしまいました。映画はハッピーエンドで終わるのですが、映画の舞台になっているムンバイの街の様子を見ていると、現実は厳しいものなのだなという気にもさせられます。
スラムドッグ$ミリオネア(
公式HP)
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