アクションは迫力満点
日本じゃこんな立場の人を主人公にしないでしょう
女の子カワイイけどスゴい
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
最近、タイ発のアクション映画がよく公開されるようになりました。私自身も「マッハ!!!!!!!!」が公開された時は、ワイヤーアクション無し・CG無しの本気で撮影された映像に感服したものです。
今回公開された「チョコレート ファイター」は主人公が女の子。予告編の映像だけでも凄いアクションが披露され、私も公開前から非常に期待をしていました。
この映画、タイ発の映画なのに、あの阿部寛が出ています。どうもこの映画の監督のたっての願いで出演が決まったそうです。彼の役どころは、タイを活動拠点にしようとして乗り込んできた日本のヤクザ。でも、物語の冒頭で、彼自身の性癖には「疵を持つものに強く心を惹かれる」所が有ると語りかけていました。
いかにも何か有りそうな前振りを見せられましたが、まさか、脳に先天的な障害を負った少女を主人公に据えるとは思いませんでした。有名・無名を問わず、障害者を主人公にした映画というのは以前から沢山作られていましたが、まさかアクション映画でこれをするとは思いもかけていませんでした。日本だったらまずこんな事はやらないでしょうし、もし同じ事をやったら社会的な批判を浴びるでしょう。
その後のアクションは、本当にものすごい。ワイヤー無し・CG無しの、本気のアクションシーンがノンストップで続きます。主人公役の女の子、テコンドーでタイのチャンピオンになった事も有る実力者だそうでして、彼女の動きを見ているとそれも納得です。さらにエンディングにはNG集が流されますが、そのあまりの壮絶さに撮影時の苦労が忍ばれます(でも、撮影クルー達がムチ打ちで入院したスタントマンのベッドを囲んで談笑をしていた所は思わず私も微笑んでしまいました)。
ストーリーについては、とても単純で、「マッハ!!!!!!!!」と同程度です。まあ、ストーリーはあまり気にしないで観た方が楽しめるでしょう。
チョコレート ファイター(
公式HP)
マッハ ! プレミアム・エディション タイのアクション映画の金字塔
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