あ~あ~あああああ~
あ~あ~あああああ~
ん~ん~んんんんん~
ん~ん~んんん~んんん~
ついに「旭川」に到着した私。でも、旭川の駅からはバスで移動となるのですが、「旭山動物園」は意外と遠い。30分以上もバスにゆられる事になりました。
着いた
北海道に居るはずなのに、本州並みの異常な暑さと、予想外に長かったバス移動のせいで、私は非常に喉が乾きました。で、早速近くの自動販売機を見たのですが、やはり北海道の方はガラナが好きなのでしょうか?
ガラナ また買った
また一つこの世の謎が増えたのかと思っていましたが、最近の日経にこの事に関する回答が出ていました。
そもそもは1957年に、当時から世界最大の飲料メーカーとして君臨していた「コカ・コーラ」が日本に現時法人を設立し本格的に販売を始めた際、危機感を持った日本の多くの飲料水メーカーがそれを迎え討つためのフレーバーとしてガラナに注目し、「コアップ・ガラナ」という共通ブランドを立ち上げたのだそうです。
たしかに、コアップ・ガラナ
しかし、強力なブランド力と豊富な資金量で市場を圧倒するコカ・コーラに対し、当時100社程もあった国内の飲料メーカーは各個撃破されてしまいました。
では、なぜ北海道にガラナ飲料が定着したのでしょう?コカ・コーラが北海道の市場に参入したのは1963年と、他の地域より時期が遅れたため、その分北海道でガラナ飲料が浸透する時間が稼げたわけです。そういう訳で北海道ではガラナ飲料が存在感を示しているわけです。
ガラナ飲料のウンチクはここまでにしましょう。私はまず「ペンギン」の飼育場に行きました。飼育場の建物に着くと、なにやら長い行列が出来ています。その列についていくと、水槽のトンネルに出くわしました。
トンネルを抜けても雪国ではありません
ここは、ペンギン達が水中で泳ぐ様子を観察するために作られたトンネルです。いつもならば、この中から沢山のペンギンを見る事が出来るはずなのですが、あいにく
朝のエサやりの時間に当たってしまったせいで、
泳ぐ姿はありません。
一羽だけ浮いていた
さて、次はあざらし舎です。同じような長い列についていくと、中にはこんな柱のようなものが・・・。
柱
これは大きなアクリルの筒になっていて、中をアザラシが泳いでいけるようにしています。さっきのペンギン舎と同じように、アザラシの水中の様子を観察出来るようになっています。しかし、またこのアザラシ舎でも
朝のエサやりの時間に当たってしまったせいで、ここを通る
アザラシはいません。
せっかくアザラシ舎に来たのに、アザラシの泳ぐ姿を見られないのは残念です。わたしはアクリルトンネルのすぐ隣にある
ただの水槽の観察を始めました。中には何故かヒトデ(しかも11本足)が大量にいました。
名も無き11本足のヒトデ
ふいに、すぐ側から大きな歓声があがりました。私は声の方に顔を向けました。
歓声の元
すると、さっきのアクリルのトンネルをアザラシが通り抜けています。そして、アザラシが上がったり下がったりするのにあわせてお客さん達がいっせいに
「おおっ」という声を上げていました。小さな子供達が、アザラシの泳ぐ様子を見て驚くならば解らないでも無いのですが、この時、この場所の大半は大人ばかりでした。大人にも子供のような心を持つ人が居る事を再確認しました。
優雅な泳ぎを見せるあざらし
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大人も子供も一緒の感動も・・・(笑)