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紀元前1万年

新たなシナリオのネタの金鉱発見!
でもこの一作でおじゃん!
好きなように話を作れたはずなのにもったいない


こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

この映画のタイトル、何となくSF映画っぽい感じがします。年数で示されるタイトルは、無機質な雰囲気になるのでそう思うのかもしれません。
でも、この映画。SFでは全く無く、原始時代を背景にしたものです。しかも、有史以前のどのあたりの話かは判りません(古代エジプトっぽい感じはしますけどね)。

物語の時代背景は、巧い所を見つけたと思います。有史以前ならば、映画の製作者は時代考証にあまり縛られずに好きな話を繰り広げられるわけですから。

ストーリー自体は単純で、恋人や自分の部族の仲間をさらわれた仲間を助ける為に、人さらい達を追いかけていくうちに、圧政を強いている巨大な国を倒すために戦いを挑む事になるというものです。まあ、ありきたりなお話ですね。

でも、ここでほぼフリーハンドに使える時代背景を生かせば、楽しいエンターテイメントを展開出来たはずなのですが、いかんせん。なぜこの時代を使ったのか判らないくらい間延びしたものになってしまいました(サーベルタイガーなんて出てきたけれども、活躍はほんの少しだけでしたし)。

せっかく好き放題を出来る背景を見つけたというのに、もったいない事です。これで巧い作品を作りさえすれば、「プラトーン」以降のベトナム戦争モノのように、いくつでもお話が作れたというのに。今回は映画そのものの出来よりも、そちらの方が気になりました。


紀元前1万年(公式HP


監督:ローランド・エメリッヒ
出演:スティーヴン・ストレイト/カミーラ・ベル
   オマー・シャリフ/クリフ・カーティス
2008年4月公開 米国製作
PR

赤・赤・赤・・・

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

先日、このような場所に行って参りました。



京都在住の方ならすぐに判るでしょう。西京極競技場です。しかも、この日はJリーグの試合です。京都サンガの試合を見てきました。

京都サンガと言えば、昔のチーム名に「パープル」が入っているように、チームカラーは紫。当然ユニフォームの色も紫一色で出来ています。

しかも、Jリーグ所属のチームとしては日本最古(1922年)であり、そのためか地元には一部熱心なファンもいるようです。試合当日は土曜日。しかもよく晴れた日中に行われそうです。競技場の周りには紫色のレプリカユニフォームを着たサンガサポーターたちで溢れかえっている事でしょう。

そうこうしている内に競技場の開門を待つ行列が見えてきました。


赤い・・・


もう少し歩いてみますと・・・。


行列も赤い・・・


申し遅れましたが、今日の対戦相手は浦和レッズです。

浦和レッズと言えば、一昔前(埼玉スタジアムのオープン前後)にはこんな事が囁かれていました。

浦和レッズに過ぎたるもの
巨大なスタジアムに、豊富な資金
日本一のサポーター

当時のレッズは、Jリーグの中でも弱小チームとされており、これらはチームの実力に比べて恵まれていると思われた為、周りからはやしたてられていたのです。

昔は弱いと言われ続けた浦和レッズ。しかし今では日本のトップチームと言われる所まで成長しました。そして、「日本一のサポーター」も未だ健在です。

浦和レッズのユニフォームは赤色。このHPにお越しの賢明な読者の方々ならご推察なさるでしょう。そう、これらは皆「浦和レッズサポーター」の方々です。会場の周囲はどこを見回しても赤のユニフォームばかり。サンガサポーターは何処にいるのでしょうか?

観客席に入ると、すでに両チームのサポーターはそれぞれの席に陣取っています。それぞれの様子を見てみると・・・、


サンガサポーター席



問題の赤の人たち・・・


ここ西京極競技場は、観客席の並び方がいびつで、ビジター側の席がホーム側と比べると(多分)半分くらいの大きさしか有りません。そう考えると、やはり京都サンガのホームゲーム。サンガサポーターの数は赤の人たちの倍くらいは居るはずです。
しかもビジター席の埋まり具合は大体半分程度。いくら日本一のサポーターと言えども、ここ京都ではそんなに沢山集まるとも思えません。

さて、席も確保し、試合開始まで時間が有るので、私はこのHPの書き込みをPalm・TH-55で作っていました(このHPがPalm系である事の唯一の証)。すると突然頭にサッカーボールをぶつけられたような衝撃を受けました。

驚いた私は衝撃を受けた方に顔を向けると、そこには・・・、


満席のビジター席


いつの間にやらビジター席は赤一色に染まっています。そして、その赤の固まりから吼えるような声援が発せられています。そう、私はこの地響きのような声に驚かされたわけです。

対するサンガのサポーター席はどうでしょう?
サンガサポーターも一応声援は出していますが、人数は相手の倍以上いるはずなのに明らかに小さな声しか出ていません。よく見ると熱心に応援しているサポーターは、サンガの席の内、4分の1位しかいないようです。これでは全く勝ち目は有りません。

試合が始まってからは両チームのサポーターの差が顕著になって参りました。レッズ側の応援は試合展開にあわせて数々のパターンの声援を送り続けるのに対し、サンガ側は応援歌(?)を単調に繰り返すばかり。勢いは全く感じられません。そして赤い人たちの咆哮は試合終了まで途切れる事は有りませんでした。

今日は浦和レッズサポータがどれだけ熱狂的か。なぜ日本一かと言われるのかをまざまざ見せつけられました。この人たちは北海道や九州でもこんな調子なんでしょうか?

試合の結果ですか?ええ、負けました。しかも大負け(結果はここ

マックラップ 黒酢チキン

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

この前、久しぶりにマクドナルドの前を通ったら、何やら新しいメニューが出ていました。

その名も「マックラップ 黒酢チキン」

最近私は、ロッ○リアの新商品についての書き込みをしましたが、マクドナルドも負けてはいません。いろんな種類のメニューを新規で展開するマクドナルドの商品開発力は侮れません。

早速食べてみました。


パッケージ


当ブログお約束のパッケージ写真です。サイズは大体手のひらくらい。小腹が空いた時には丁度いい感じです。

中を開けると・・・、



チキンナゲットとレタスが、メキシコ料理には欠かせない「トルテーヤ」に巻かれています。

一口食べると、チキンの食感と、甘酸っぱい黒酢の味が口に広がります。



このマックラップ、いろんな具がトルテーヤにくるまれているので、非常に食べやすい。例えば、朝の時間が無い時でも、このマックラップなら片手で手軽に食べられます。しかも、マックラップは包装紙に包まれているので手が汚れません。その点、スマートな所がいいですね。

「マックラップ 黒酢チキン」は5月15日までの限定販売です。みなさんもいかがですか?

「マックラップ公式HP」

パーム新情報

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

当サイトは、一応Palm情報サイトです。しかし、最近なかなか私のアンテナにひっかかるPalm関連ニュースがなかなか出てきません。

そんな麗らかな春の昼下がり。私はぼーっとテレビを見ていますと(祠なのに何故かテレビは有る しかも地デジ)、寺尾聡(最近の出演映画には「半落ち」、「亡国のイージス」、「博士の愛した数式」などがありますね)がアイスクリームを食べているコマーシャルが出てきました。そのCMで商品名を「パーム」と言っていたような気がしました。

早速私はコンビニへ行って手に入れてきました(つまらない事に関する行動力は有る)。

パッケージを開けてみると、こんな感じです。


ちょっと小さめサイズ


小振りの棒付きアイスです。
こんなアイスが箱の中に6個入っています。ファミリータイプのアイスクリームですね。それでは食べてみましょう。


中のアイスがほろ苦い


私が買ったのは「エスプレッソアイスクリームバー」です。アイスクリームにはエスプレッソを、コーティングのチョコレートにもコーヒーが使われていて、ほろ苦い味わいが何とも言えません。まさに大人向きのアイスです。

このアイスクリームは、エスキモー(森永乳業)から発売されています(公式HP)。さらに、このアイス、フランス旅行が当たる懸賞を実施中です。旅行地には世界遺産にも登録されている事で有名な「モン・サン=ミッシェル修道院」も含まれています。この修道院、干潟の中に作られていて、建物のたたずまいも、寺というよりはまるで砦のような所です。でも、潮が満ちて修道院が海に浮かぶ姿は美しいの一言に尽きます。


キャンペーンHPから拝借(ちょっとマズイかな?)


キャンペーンの案内HPはここです。応募条件は簡単なクイズに答えるだけ。このアイスクリームの商品名三文字の真ん中の文字を答えるだけ。すなわち、
「パ○ム」 の○の部分を答えるだけです。
当HPにお越しのPalmユーザなら簡単ですね。

さて、改めてパッケージを確認してみましょう。



あれっ?



「P A R M」?



おまけにカタカナでパルムって書いてるし・・・・・・(勇み足)。

絶品チーズバーガー

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

先日、こちらの方のエントリーに感化され、これを食べてきました



これ


ロッテリアで今売り出し中の「絶品チーズバーガー」です。

実は私、前々から気にはなっていたのです。なんでもこの絶品チーズバーガー。以前フランス料理のシェフを勤めあげていた人物が、ロッテリアに再就職し、そこで初めて企画したのがこの「絶品チーズバーガー」なのだそうです。

プレミアムなハンバーガーといえば、たしかにモスバーガーをまず思い浮かべますよね。ロッテリアというと、どうしてもマクドの二番煎じのイメージが強い。少しお歳をめした方はロッテリアとマクドの違いが解らないようです(あ、でも私はエビハンバーガー好きですよ)。

そんな企業イメージのあるロッテリアで、この元シェフが考えた事は、今までのロッテリアに無いタイプの商品をつくる事だったそうです。

この絶品チーズバーガー。材料の品目は非常に単純です。パンと、それに挟むハンバーグとチーズ。これだけ。でも、これらの材料にはちゃんと良いものを使う事で、シンプルだがとてもおいしい物を作ろうとしたそうです。

それでは、中身を見てみましょう。



パンが良い意味で普通です


バンズは、マクドやロッテリアで良く見かけるヘナヘナで水分を吸ったら一発でベタベタになるようなパンでは無く、ちゃんとしたパンを使っています。
中には、パテとなるハンバーグ。そして、この絶品チーズバーガー最大の特徴・ナチュラルチーズが挟んであります。



挟んである所のアップ


ここで、上のバンズを取って、中のようすを見てみましょう。

と、取れない!

どうも、チーズがバンズにひっついてしまって、取れなくなってしまったようです。まあ、これはちゃんとしたチーズを使っているせいなのでしょう。

それでは、一口食べてみましょう。



一口


マクドあたりのチーズバーガーと違い、チーズと肉の味がしっかり口に広がってきます。普通のチーズバーガーだと、食べている時はチーズが入っているのかいないのか解らないような味ですが、この絶品チーズバーガーは濃厚なチーズの味が印象深く残ります。

それ以外の味付けは、本当にシンプルで、あらびきのコショウを使っているだけです。本当に潔い品です。

モスバーガーのプレミアムバーガーは、どちらかというと色々な種類の具を挟む方向のものが多かったのですが(マクドのメガ何とかは、ただ大きいだけなので邪道)、この絶品バーガーは材料は良いものを使いながら、材料の品数は最小限にという、モスバーガーとは逆方向に進んでいます。まあ、モスのプレミアムバーガーは一つで1000円位しますが、この絶品チーズバーガーなら一個350円。「ちょっと試してみようかな?」と思わせるには丁度良い値付けです(私もそんな口)。

さて、そんな絶品チーズバーガーですが、ちょっと不満が一点。絶品バーガー自体は美味しく頂けましたが、ロッテリアのサイドメニューが貧相なのにはちょっと泣かされました。

店に入った時から絶品チーズバーガーを食べる気でいたので、タンパク質ばかり食べる事になるのは覚悟していました。そこで、同時にサラダのような物が欲しいと思っていましたが、メニューにはサラダの類の物が・・・、
無いっ
あえて野菜といえる物がフライドポテトだけというのはどうかな?という気がしました。「野菜をたーんと取らな、いかんでよ」という言葉も有るわけですし、このあたりもう少し考えてもらいたい所です。「絶品シーザーサラダ」なんていう物が出たら私なんかはすぐ飛びついてしまうでしょう。



三口

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎

(今回の映画は寸評無し なにしろ観ていないので)

こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

すみません、先に謝っておきます。

私のサイトは、映画の紹介をする場合、映画を観た感想か、観ていなくても近いうちに観ることを前提にしています。しかし、今回ばかりは私に時間の余裕が無いせいで、観ることは出来ないでしょう。

けれども、私がそんな状態なのになぜこの映画の紹介をしようと思い立った訳は、この「ヘンリー・ダーガー」という画家の絵に衝撃を受けたからです。

ヘンリー・ダーガーとは、アウトサイダーアートに分類される画家です。
彼は1972年に81歳の生涯を閉じたのですが、総原稿用紙数15000ページにも及ぶ小説「非現実の王国で」と、その小説の為の挿し絵を300枚以上も製作していたのです。
しかもそれらの作品は、彼が亡くなる直前に、彼が住む部屋のオーナーによって発見されました。

彼は生前、病院の掃除夫を勤めていましたが、結婚はおろか人付き合いもほとんど無く一生を過ごしました。彼が製作した作品群にしても誰かに見せる事も、どこかに発表する事も無かったそうです。

しかし、15000ページの小説とは想像を絶する分量です。最近私が紹介した「ドグラ・マグラ」でさえも、日本語と英語の違いは有りますが、1500ページ(一桁少ない)程度です。それでも、「ドグラ・マグラ」は1cm程の厚さの文庫本が上下2冊程の分量になります。「非現実の王国で」が途方もない物だという事がお解りになるでしょう。

さらに、挿し絵の方です。絵の方はこの映画の公式サイト(リンクはここ)に有ります。しかし、私はこの絵を何も考えずに観てもらうのには少し抵抗が有ります(作品の紹介をしようとしているのに矛盾するような気もしますが)。この下に絵の感想を書くので、それを読んでから絵を観ても良いかも知れません。

絵の第一印象は、アンディ・ウォーホルのポップアートにも通じるものが有ると感じました。少し調べたらその理由が解りました。絵画に関する教育を全く受けなかったダーガーは、写真をトレースする事でこれらの絵を作り上げたそうです。ウォーホルも版画の素材として写真をそのまま活用していたようなので、雰囲気が似てくるのも解る気がします。しかし、ウォーホルよりも先に同じような手段をこのダーガーが使っていたかも知れないと思うと、私は驚きを隠せません。

しかし、もう少しダーガーの絵を観ていると、何故か居心地の悪さを感じます。それは多分、女の子達が悪魔に襲われたり、兵隊達に追われる絵でさえも、当の被害者の女の子達がまるで学校の友達どうしとおしゃべりしたり、ふざけあっているようにも見えるからでしょう。子供達にとっての日常と、死と恐怖という非日常とがアンバランスに混じりあっているせいで、私は妙に引きつけられてしまいます。

そして、これらの絵からは妙にエロチックな感触が漂ってきます。たしかにダーガーの絵には裸の女の子が数多くでてきます。しかもその女の子にはペニスが付いてたりするせいで色々物議を醸し出している事も知っています。でも、ダーガーの絵は女の子が裸かどうかという事に関わらず、危ない匂いがつきまとって来ます。単に女の子がこちらに向かって微笑んでいるだけでもなにかいけないものを見てしまったような気にさせられます。もっとも、それだけ大きなインパクトを与えられるからこそ、作品発表を全くしなかったダーガーの絵が芸術的だといえます。

さて、この謎に包まれたダーガーに関するドキュメンタリーとして作られた映画が、この「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」(公式サイト)です。この記事を読んでダーガーに興味を持たれた方、私よりも余裕が有る方は、この「ヘンリー・ダーガーの謎」を観て下さい。そして、出来れば私に感想を教えて下さい。

最後に、'07年に東京の原美術館にて開かれたダーガーの展覧会の様子についてかかれた記事のリンクを紹介します。そちらの方も是非ご覧下さい。
JDN(ジャパンデザインネット)東京アートレビュー

『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』(公式サイト)

監督:ジェシカ・ユー
ナレーション:ラリー・パイン、ダコタ・ファニング


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