渡辺謙、ハリウッド本格進出バットマンの成り立ちが丁寧に描かれている
この夏一番面白い作品になるでしょう
え~っと、Ki-Tsu-Neです。
最近、只でさえ映画レビュー地獄だと言うのに、さらにごにょごにょと初めてしまったせいでかえって自分の首を締めてしまって身動きが取れない今日このごろです。皆さん、いかがお過ごしですか?
さて、「バットマン ビギンズ」です。
この、バットマンの映画シリーズ、アメリカではかなり人気が有ったそうですが、日本ではいまいちウケが悪かったそうです。噂ではTVシリーズと比べて映像のダークな雰囲気と、主人公の影の部分が強すぎたのが原因とか。もっとも、Ki-Tsu-Neは、悪役に一流どころを起用している上にどいつもこいつもイッちゃっていた所が気にいってましたけどね(ジャック・ニコルソンとかトミー・リー・ジョーンズとかニコール・キッドマンとかジム・キャリーこれはイッてる人専門か)。
この6~7年は新作が作られていませんでしたが、この程「新・バットマン」が封切られました。テーマは「どのようにしてブルース・ウェインはバットマンになったのか」です。幼少の頃に親を殺された主人公が、いろいろな経験を積み重ねながら成長していく過程が緻密に描かれている所に好感を持ちました。
主人公が超金持ちという設定のせいか、時々「そんな アホな」と漏らしてしまいそうな場面も有りましたが、今回のバットマンは非常に楽しめました。Ki-Tsu-Neはこの夏一番の作品としておすすめします(宇宙戦争ももう見たし・・・)。
あ、でも、この作品の一番の見所と言われた「渡辺謙」ですが、あまり期待しない方がいいでしょう。扱いは「中ボス」程度でしたし、台詞はそこそこ有りましたが、英語の部分では「怪しい東洋人が怪しいアメリカ語」を発していた(演出かどうかは不明)ため、渡辺謙の魅力が発揮されたとは言えませんでした。正直、この作品に彼が出演する必然性を感じませんでした。
彼に新しいハリウッド作品のオファーが来るのかは微妙な気もします(もしオファーが来てたら、かなり失礼な事書いてるな)。
バットマン ビギンズ(公式HPは
ここ)
出演 クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン/リーアム・ニーソン
モーガン・フリーマン/ゲイリー・オールドマン/渡辺謙
(ルドガー・ハウアーが出てたんだ・・・)監督 クリストファー・ノーラン
2005年6月公開 米国制作
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